時給で働くアルバイトだった私が、
「人を育てる喜び」に
目覚めるまで。
- 宝塚生産請負事業所│2011年入社
- 大学卒業後、事務職を経験し転職。その後生産現場で製造を学び、
現在は事業所長として顧客対応や社員の管理に当たっている。
人見知りだった自分を変えるために
昔から人見知りで、いつかそんな自分を変えたいと思っていました。そんなある日、上司から「事業所長になってくれないか?」と言われたのです。「なんで私!?」と思いましたし、断ることもできました。でも、自分を変えるチャンスだと考えて引き受けることにしたのです。慣れない仕事にさまざまな苦労がありましたが、今はとても感謝しています。アルバイト工員だった私を正社員に、そして事業所長にまで引き上げてくれたのですから。
事業所長として私が特に注力しているのは、長く働ける職場づくりです。たとえば、人って突然辞めるように見えますよね。でも違うんです。ずっと悩みを抱えていて、それが限界に達したときに辞めるんです。大切なメンバーをそんな風に苦しめたくない。だから私は「普段から何でも話せる関係をつくろう!」と決めました。消極的な自分に負けないように声かけを続けた結果、職場の雰囲気は少しずつ明るくなっていきました。

- Profile
- 将来の夢は地元・熊本県の事業所で働くことと、より上のポストに上がって私のような人材を引き上げる取り組みに挑むことだという。そのためにも、今いるメンバーが代わりをできるように、自分がいなくても現場が回る組織づくりをしている最中だそう。「これまで初めての経験ばかりでしたが、周りの人たちがフォローしてくれたのでここまで来れたんだと思います。これからは私がフォローする役目を担っていきたいですね」
自分の成長がメンバーの成長につながる
長く働ける環境をつくると、仕事への取り組み方も変わってきます。嬉しかったのは、人が変わる姿を見たとき。入社当初は「早く終わらないかなぁ」というアルバイト感覚だった社員が、次第に会社の一員としての自覚を持つようになって、業績を気にするようになったり…。「もっと原価率を下げたいですね!」なんて言葉を聞いたときは驚きましたよ。私自身の成長が、メンバーの成長につながる。こんなに面白い仕事はないですね。

Real Voice
仕事だから、楽しいばかりじゃない。
だけど不思議と笑顔でいられる、私たちの会社。